ご無沙汰しております。
前回、とい氏の記事にもあったように、ASTRO MOTELはひっそりと復活を遂げ、レコーディングの準備を進めております。僕もやはり、早くこのバンドの音を形にしてお届けしたいのです。僕は日本語の曲を初めて作ったので、皆がどんなふうに聴いてくれるのか、とにかく楽しみでわくわくします。
どんな曲が収録されるのか、もう去年の夏のライブ映像ですがぜひご覧ください。
○「雨があがれば」~「メロディ」
○「ライブラリー」~「ソーシャル」
前になんとなくネットをやっていて、久しぶりにとある知り合いのバンドのホームページを覗いてみました。トップ画面に躍るやる気満々なライブ告知に誘われ、メンバーのブログをクリックすれば、彼が前回のライブの様子を楽しそうに語ってくれました。
そのバンドは僕がバンドを始めた頃に徳島で活躍し人気を博していたバンドで、今はもう解散してしまっています。
少女たちは自転車でやってくるから、ライブハウス近くのバス停はまるで放置自転車保管場所のように。開演までの時間をコンビニで過ごし、そこで手にしたのはローカル情報誌。ページをめくれば彼のバンドの特集が。SNSはまだ普及していなかったので、彼女たちはホームページの掲示板にその日のライブがとても楽しかったと投稿しました。
もうアダルトや出会い系サイトの投稿の奥深くに埋もれていて、とても見つけることはできませんでした。トップ画面とブログは相変わらずの笑顔を振り巻く。
「Not Found」のほうがまだマシ。あまりにさみしい。誰か彼らを思い出す人はいないのだろうか。
という曲もやっています。その曲を作ったのは懐かしさに浸っておセンチになりたかっただけですが、彼らのおかげで1曲できました。彼らのCDだってプレイヤーにセットすれば、今でもすぐに元気よく歌いだすはず。
今度作るASTRO MOTELのCDもいつまでも聴いてもらえたらなぁ、と思います。
おーしまい!
(荒瀬)