2014/05/22

レコーディング日記2

2日目 ギターと歌録音

さて、1日空いてRec2日目(最終日)
まずは「君の話術」のアコースティックギター(by荒瀬)を録る事に。
しかしアコギの弦を張り替えていない事を咎められた荒瀬君が、急遽弦を張り替えるというプチ・ハプニング。

泣きながら弦を替える荒瀬君

替えて良かった

いよいよ出番です。単独ギター録り。
まずはトリゴロ森脇兄さん所有のアンプ、フェンダーツイードデラックスを試し、その音色に感動。
早速本番で使わせてもらう。
50年代のヴィンテージアンプだが、ここまでコンディションの良いオリジナルのツイードデラックスは世界でも珍しいとの事。
そんな逸品がなぜここ徳島に?という。
不思議なスタジオである。

左がマイアンプ。見た目似てるけど、価値も値段もまるっきり違う。
共に15W。デラックスは2曲で使用。
関係ないけど無垢床板のスタジオって良いよね。

いつものこれだけを使用

気分はニール・ヤング!で調子よく進むかと思われたが、
そう上手くいくはずもなく、改めて自分の未熟さと対峙するはめになるのであった。
しかしながら得意のパンチ・インを駆使し、粛々とRecは進んでいく。
「あ、調子出てきた?」と思った頃には終了。
まあ、良い意味でラフなテイクが録れたのではないか。

ここでゲストコーラスの河野さん(血眼)登場。
しっかり曲を覚えてきてくれて一発OK。パーフェクト!
すばらしい。

ありがとうございます。

そしてボーカル録音。
荒瀬君、貫禄のオールワンテイク。

そして僕のコーラス録りをさっさと終え、
2曲分のタンバリン(by荒瀬)もなんとか録音完了。
何とか時間内に全てのパートを録り終え安堵する。
お疲れ様でした!!!
そしてエンジニア森脇さん、お世話になりました。
相変わらずのノリは軽いが仕事はばっちりなところ、さすがです。

あとはデータを持ち帰り、セルフ・ミックスダウン。
(これが一番大変というはなしですが)

データの書き出し&コピーに時間を要する為、
取るに足らない会話をしながらひたすら、待つ。
思い出せる範囲で何について話したのか振り返って、この記事を締めようと思います。

・歯医者の話
・子供とDNAの話
・文系or理系の話
・レオマワールドの話
・出る杭は打たれるこんな世の中じゃポイズンの話
・ブランキーの歌詞の話
・名物オーディエンスの話
・音楽の聴き方の変化についての話
・若者が洋楽聴かないの話
・ヨ・ラ・テンゴの曲が長い話

今思えばなぜこの時間に、
今後の予定を決めたり、ジャケットの案を考えたり、
そういう事をしなかったのだろう僕らは。
(戸井)